西洋においては、唇で触れる場所により、その意図するところもまた変わって来るという。以下に例を示す。
手の甲へ―尊敬
掌へ―お願い
頬へ―親愛の情
額へ―挨拶
唇へ―愛情(頬へのそれより更に親密である事の意)
キスの一種であるディープキス(フレンチ・キス)は、唇を触れ合うだけでなく、舌を相手のそれと絡めあう濃厚なもの(唇を触れ合うだけのものは区別してソフトキスと呼ばれる)。フレンチ・キスとはイギリスから見て「フランス式のオープンな」と揶揄してつけられた。フランスでディープキスの事は、「イギリス式の」キスと言った。
スラブ系の人たちは男性同士でも親愛の情を示すために頬にキスする。ラテン、ゲルマン系の人たちには、すぐ隣接して文化圏でありながら、それは異様に思えるというし、ラテン系の人たちは恋人たちであれば、特に音を立ててキスするなど、様々なバリエーションがある。